・タワマン節税とは?
タワマン節税とは、時価と相続税評価額の乖離(評価額と購入額の開き)に着目した相続税の節税手法でタワーマンションの上層階が時価よりも低くなる仕組みを利用した節税テクニックです。
相続税評価額は、現金や預貯金だと相続発生時そのままの時価が金額となる一方、不動産だと時価よりも低い金額となります。
しかしながら2024年1月1日からマンションの相続税の評価法が見直され多くのタワマンは増税となります。
新たなルールではこれまでの相続税評価額に評価乖離率を掛け、理論上の市場価格を算出します。
そこに0.6を掛けたものが新たな評価額となります。
ここでのポイントは評価乖離率を算出する下記4つの要素です。
1.築年数
2.総階数
3.所在階
4.敷地持ち分狭小度(敷地に対して部屋数の多い大規模なマンション)
築年数が新しく、総階数が高く、所在階が上層で、敷地に対して部屋数の多い大規模なマンションは税額が不利になります。
新ルールでは過去のような相続税の節税効果はないとはいえ、6割程度にまでは財産圧縮が出来、節税につながります。
不動産を活用した節税は是非当社までご相談下さい。